ユネスコ無形文化遺産登録 国指定 重要無形民俗文化財
滋賀県竜王町山之上(杉之木神社)
ケンケト祭り長刀振り
毎年5月3日
竜王町山之上の「ケンケト祭り長刀振り」を含む「風流踊」(ふりゅうおどり)近江のケンケト祭り長刀振りが、ユネスコ無形文化遺産に登録されました!(2022/12/01)
鉦の音は高らかに 薙刀踊りは華やかに この土地の豊かさと安全を祈り 少年たちが勇ましく舞う
450年を超え引き継がれる近江竜王の祭り
滋賀県竜王町山之上のケンケト祭りは、毎年5月3日に「杉之木神社」(すぎのきじんじゃ)で行われています。
国指定の重要無形民俗文化財に加え、この度モロッコで開催された政府間委員会で、「竜王町のケンケト祭り長刀振り」を含む「風流踊」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
杉之木神社他、山之上地域神社氏子各戸の11歳~21歳の長男が、色鮮やかな衣装を着て、太鼓と鉦(かね)を打ち鳴らしながら御旅所まで、薙刀(なぎなた)踊りを奉納する郷土色豊かなお祭りです。
この装いは、派手好きであった織田信長の戦に従軍した地元の人々のよろいを脱いだ時の格好で、ケンケ ケンケドとはやす音頭から「ケンケト踊り」「ケンケト祭り」と言われています。
杉之木神社への、長刀振りの振子、鉦打ち、太鼓打ち、イナブロ(サギ)一行の渡りは、とても華麗で壮観です。
一番の見ものは、渡りの道中、突然見物衆がイナブロの縄を引っ張って引き倒さんと襲い掛かるのを、そうはさせじと割竹を持った警固の青年が必死に叩き飛ばして守ろうとします。
※近付くと大変危険ですのでご注意ください。
イナブロを数多く倒した年ほど豊作で、イナブロに付けられている五色の短冊を持ち帰ると厄除けになると信じられているので大騒ぎになります。その間、鉦がケンケ ケンケドと早打ちを繰り返します。
最後に奉納される、長刀の仕舞振り(シマイブリ)は、長刀両端を両手で持ってその間を飛び越えたり、空高く放り上げて落ちてくるのを途中で受け止めたり、背に回した片手で長刀を車輪のように振り回したりと自慢の芸を披露しますので是非ご覧ください。
※長刀芸の時間は夕方になりますが決してお見逃しなき様。
ケンケト祭り詳細スケジュール
日時 | 毎年 5月3日 午前10時~午後5時半頃まで |
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スケジュール |
10:10 野神神社(新村) 薙刀振り奉納 (振出し) |
会場 |
滋賀県蒲生郡竜王町山之上3560 |
駐車場 | 杉之木神社には駐車場がございません。 お車でお越しの方は、道の駅アグリパーク竜王の無料駐車場をご利用ください。 |
主催 |
山之上連合区、山之上薙刀保存会 |
協力団体 |
竜王町観光協会 |
伝えたい 華麗な技と地域の誇り
長刀振り 振り子
杉之木神社 大踊り小踊り、雄鷺奉納
杉之木神社 大踊り小踊り、雄鷺奉納
長刀振り 振り子
上り役 鉦打ち、アトブリ、オード
上り役 鉦打ち
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
上り役 鉦打ち、アトブリ、オード
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
長刀振り 振り子
上り役 アトブリ
上り役 鉦打ち、アトブリ、オード
上り役 鉦打ち、アトブリ、オード
上り役 鉦打ち
上り役 鉦打ち アトブリ
長刀振り 振り子
太鼓打ち
上り役 オード、アトブリ
上り役 イナブロ
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
なぎなた仕舞振り(長刀芸)
長刀振り 振り子
長刀仕舞振り(長刀芸)
上り役 アトブリ
上り役 アトブリ
上り役
上り役 アトブリ
太鼓打ち
長刀仕舞振り(長刀芸)
イナブロ カワチャ