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牛若丸の歌

記事作成日:2018年8月16日

牛若丸の歌に登場する鏡の宿「義経元服」

義経元服ものがたり「牛若丸のうた」というのがあるのをごぞんじでしょうか?

京の鞍馬では毎年義経祭に奉唱されているそうです。

この中にも「鏡の宿の元服」が出てきます。

 

 

牛若丸の歌

  1. 父は尾張の露と消え 母は平家にとらえられ 

    兄は伊豆に流されて おのれ一人は鞍馬山

  2. 敵の平家をほろぼして わが家源氏をおこさんと 

    ひるは学問剣術は 人目をしのぶ夜のわざ

  3. 七つの道具をなげだして 弁慶あやまる五条橋 

    金売吉次がおともして 落ちゆく先は奥州路

  4. 鏡の宿の元服に その名は義経源九郎 

    途中のなんぎ切りぬけて 秀衡やかたに着きにけり

  5. ほどなく源氏の花咲くや 兄頼朝の命をうけ 

    朝日将軍義仲を ただひと打ちにほろぼして

  6. ひよどりごえの逆落し 屋島の海の弓流し 

    壇の浦では八そうとび 永くほまれをのこしけり

 

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