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記事作成日:2018年6月19日

鏡山と雲冠寺跡

その風光の美しさから古今集にも数多く「歌枕」として詠まれた「鏡山」は
和歌はもとより俳句、漢詩にと百余首、多くの歌人から愛され詠われてきました。
山頂近くには推古天皇の勅願所として聖徳太子が創建(600)し、のちに戦火に遭い
嵯峨天皇の命により伝教大師(最澄)が再建するも「信長の焼き討ち」で現在まで
再建される事無く廃寺になってしまった「雲冠寺(うんかんじ)」跡が今も静かに残ります。
往時は、堂塔僧坊五堂、精舎千坊(1000坊)が立ち並び朝夕には梵鐘が響き全山にこだまして
さながら釈尊の祇園精舎を偲ばせたといわれます。
雨の神・水の神ともいわれる八大竜王の一つ摩耶斯竜神が竜王宮としてまつられ今もなお霊山、竜王山として崇められています。
詩興豊かな秀峰「鏡山」は、近江の名山に数えられ竜王が誇る歴史と文化の遺産です。