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源義経宿泊の館「白木屋」(しらきや)跡 |
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本陣の東隣りが「源義経宿泊館跡」で現在は畑地となっており、中央に石碑が建てられています。
承安4年3月3日に京都の鞍馬寺より奥州下向の途中、近江の「鏡の宿」(滋賀県竜王町)に着いた牛若丸一行は、当時の宿駅の長(おさ)であった澤弥伝(さわやでん」の「白木屋」の旅籠に泊まりました。
追っての目を欺くため、急ぎ髪を切りただひとりで元服することを決意した牛若丸は、源氏の左折れ烏帽子を烏帽子屋五郎太夫(えぼしやごろうたゆう)に折ってもらい、それを冠して元服し源九郎義経となる義経誕生の地です。
写真のような藁葺きの屋根でしたが、現在は台風のため壊れてしまい、取り除かれて石碑のみとなっています。
昭和30年代までは義経にあやかる男児の「とがらい祭り」の斎場として使われていました。
烏帽子屋五郎大夫の屋敷は廃絶し民家裏側の竹やぶになっています。 |
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